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数珠の取扱方法

日本人にとって数珠は葬儀や法要などに欠かすことができない、古くから身近なものです。数珠を毎日身に付けることで、お守り代わりにもなります。そんな数珠のお手入れ、取扱方法をご紹介します。

お手入れ方法

数珠のお手入れ方法は、その素材によって異なってきます。基本的に汚れが付着した時には、柔らかい布などで優しく拭き取ってください。木や石でできた数珠は水や石鹸に弱いため、水洗いなどは避ける事をおすすめします。さらに珊瑚や真珠などでできた数珠は手垢等の油分に弱いため、使用後にはキレイに拭き取る事で長持ちさせる事が可能です。

保管しておく場合、桐箱や念珠袋に数珠を入れ、防虫剤と一緒に保管しておく事で虫が付かないようにする事ができます。保管する前にもドライ拭きしておくと、次回使用する時に気持ち良く使用する事ができると思います。

また数珠を長く持っていると紐の繊維などが古くなり、摩擦や衝撃によって切れてしまう事があります。これは「縁起が悪い、不吉」と言う意味ではありません。むしろ、仏様が邪気をはらってくれたと捉えることが大切です。とは言え、昨今の道具(パーツ)は、中通しの紐や玉の穴の削り具合などのクオリティがより良くなっていますので、昔と比べると格段に長持ちしやすくなっています。

数珠を買い換える際の注意点

数珠を捨てる際や交換する際には、ただ捨てるのではなく多くの方が供養や浄化を行っています。その理由のひとつに、お守りや身の災難を回避する目的として使用している場合、念が入っている事があります。
宗教によっても異なる場合がありますが、新しい数珠を購入するにあたって、供養や浄化をすることで自分の気持ちもリセットされると考えています。

 当店では、古くなった数珠の処分を無料で引き受けています。お気軽にご利用くださいませ。
年に一度、11月に京都で執り行われる「数珠供養祭」に出して処分をしております。

房(ふさ)にクセがついてしまったら

まずは、房を下にして数珠をフックなどにかけてぶら下げてください。その状態でヘアブラシなどで房をといてみてください。さらに頑固な癖が房に付いてしまったら、「湯せん」をお試しください。

< 数珠房の湯せんの仕方 >

やかん等でお湯を沸かします。お湯が沸騰すると、蒸気が噴き出てきますので、そこに数珠の房をかざします。房全体に蒸気がかかるよう、数珠を振ります。しばらくすると、癖が直ってきますので、あとは手やヘアブラシなどで房を整えてください。その後、しばらく数珠を吊るしておきます。
※くれぐれも火傷にはご注意ください。 ※湯せんができるのは、基本的に「正絹=絹100%」の房のみです。化学繊維の房(人絹房)の場合、繊維が溶ける可能性がありますので、湯せんをする場合は短時間にしてください。

通販で数珠のご購入をお考えの方はぜひ当店をご利用ください。当店では、自分に合った理想の数珠を作ることができる、オーダーメイド略式念珠にも対応しています。京都の職人が丹精込めて作り上げた質の高い数珠は、メンズ用・レディース用をご用意しています。