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数珠で功徳を授かる

数珠は仏様と心を通い合わせる仏具であり、仏教徒にとっては必需品ともいえます。また、数珠を身につける事で功徳を授かるとされています。こちらでは、そんな数珠にまつわる行事についてご紹介したいと思います。

お数珠頂戴

長野県にある善光寺には、日の出と共に始まる「お朝事」という法要があります。無宗派の寺院ではありますが、天台宗と浄土宗の寺院によって護持されているため、それぞれの宗派の法要が1回ずつ行われます。お朝事や日中の法要時にご住職が参道を往復される際、参道にひざまずいて並ぶ参拝者の人々の頭を数珠で撫でながら進んで行かれます。

これが「お数珠頂戴」といわれる儀式で、善光寺では住職を大勧進貫主、大本願上人の2人が務めており、このお2人から数珠で撫でてもらいます。数珠で頭を撫でられる事で功徳を授けられるとして、お朝事の際は早朝から多くの人が訪れています。

数珠繰り

お盆には全国各地で様々な行事や風習が行われます。子どもが主役となる地蔵盆は、関西地方を中心に行われる行事であり、六道すべてに赴き人々を救ってきたお地蔵様を供養する法要です。
また、そんな地蔵盆と深い関係にあるのが「数珠繰り」と呼ばれる儀式です。念仏を唱えながら長くて大きな数珠を、大勢の人で回す事でご縁に出会い功徳を授かるのです。大念珠繰りで有名な浄土宗大本山の百萬遍知恩寺は、京都の人々から「百萬遍さん」と親しまれています。

数珠供養

京都の赤山禅院では、毎年11月23日に数珠供養会が行われます。数珠は仏様と心を通い合わせる法具であると共に、功徳を授かるお守りだからこそ、使わなくなったり古くなったりすると、感謝の意を込めて炎によるお焚きあげで供養を行うのです。
京都をはじめ全国各地から寄せられた数珠が、千日回峰行を満行した大阿闍梨の祈祷によって焚きあげられ供養されます。当店でも数珠供養に出させて頂きますので、古くなった、使わなくなった数珠をお持ちの方はご依頼ください。

当店は数珠、念珠の通信販売を行っております。伝統の技を持った京都の職人がつくる数珠を卸値価格で販売しておりますので、ぜひあなただけの数珠をお買い求めください。
また、仏教には日蓮宗浄土真宗曹洞宗や浄土宗、真言宗といった様々な宗教が存在します。宗教別の本式数珠の販売も行っておりますので、宗派がお分かりになる方はご自分の宗派の本式数珠をご購入ください。