初めて数珠を買う方必見! 数珠購入のポイントを、専門店が分かりやすく解説しています!
はじめて数珠を買う方へ
数珠(じゅず)って本当に買う必要があるの?
絶対に必要!・・ではないですが、一つ持っておけば安心なアイテム
数珠は、仏式の葬儀や法事に参列する際に持つ仏具です。
現在の日本でも、仏式の葬儀が90%以上を占め、ほとんどの参列者が数珠を持っています。
たとえ仏教の信仰がない人でも、故人を偲ぶ(しのぶ)思いを表す礼儀として持つ方が多いようです。
社会的な常識では、葬儀や法事の場では礼服を着て、数珠を持つことがマナー(作法)とされていますが、絶対条件ではありません。
またキリスト教や神道など、数珠が必要のない場もあります。
ただ、仏教以外の信仰を持っている方でも、多くが数珠をお持ちです。これは、マナー、一般常識として必要性を感じるからというケースです。
最終的には個人の判断となりますが、大人/社会人になれば、お付き合いも拡がりますので、“ちゃんとした数珠”を持つことが最善でしょう。高価な物は不要ですが、長く使える丈夫な日本製がお勧めです。
数珠は貸し借りするものではありません。
数珠は持ち主が使う専用の法具(仏具)です。
若いうちは葬儀などに参列する機会も少ないでしょうから、
親や家族の数珠を借りる方も多いと思います。
ですが、原則として、数珠は本人専用の仏具です。
貸し借りをするものではありません。
数珠にはお守りという意味もありますので、自分専用の“マイ数珠”を持つことをお勧めします。
いつから数珠を持つべき?社会人になったら‥
最低でも、社会人になったら持つべきです。
いつから数珠を持つべきという明確なルールはありません。
一般的には、成人したら、あるいは、社会人になったら自分用の数珠は持っておくべきとされています。
見落としがちですが、数珠は社会生活の中の必須アイテムです。
数珠や喪服を身に着ける目的は、目に見える形で故人や遺族を尊ぶ行為であり、マナーです。
また、子供については、こころの教育という観点で、数珠は有効と言われています。
命を尊び、優しい心を育むという事は、言葉だけでは伝わりにくいもの。葬儀や法事、お墓参りの時に、数珠を持たすことで、体験として学ぶ機会となります。物心がつく年頃になったら、数珠を持たせると良いとされています。
幼くても、自分専用の数珠を与えることで、一人の人間として扱われることは嬉しいようです。
数珠の相場は?
安価なものから高価なものまで様々です。
お数珠の価格は、玉の素材の原価と仕立て代で決まります。
大人用でも、2,000円台からありますが、
長く使えるそれなりの品質のものとなると、
5,000円~1万円台のものが最も多いです。
ドラッグストアや100円均一のショップでも
数珠(もどき?)は販売していますが、これらは残念ながら
海外の工場で数珠の形に似せて作られた工業品です。
当店では、長く大切にお使いいただくという観点から、
京都の職人が作った正式な品をお勧めしております。
日本製の京念珠であっても、素材のコストを抑え、実質価値の高い品もあります。 お得な数珠(男性用)≫ お得な数珠(女性用)≫
無理に高価な品を買う必要はなく、気に入った物の中から、
その時に買えるものを選べば良いとされています。
数珠ってどうやって選ぶの?
まずは「略式」か「本式」か。
次に素材の好みとご予算でお選びください。
数珠を購入する際、基本的には以下のステップで選びます。
1.男性用? 女性用?
▼
2.略式数珠? 宗派数珠?
▼
3.好きな素材や色で絞り込む
▼
4.予算に合う価格のものを選ぶ
※数珠選びで迷ったら、お気軽にご相談ください。
※数珠の色、素材などは使う本人のお好みで決めて構いません。
例えば、誕生石やラッキーカラーなどで選んでも問題ありません。
数珠の使い方(持ち方)について
数珠は左手の親指と人差し指の間に掛け、そのまま合掌します。
基本は左手に掛け、右手を合わして合掌(手を合わせます)します。
略式の数珠であれば、これだけ覚えておけばOKです。
また、お焼香をする際は、左手に数珠を持ったまま、右手で焼香をします。
焼香の回数は宗派で違いますが、多くの宗派では1回か3回です。
先に焼香をされる方を真似るか、最近では回数のアナウンスがある場合が増えています。
宗派別の本式数珠は、それぞれに独自の持ち方がありますので、
宗派数珠のページを参照してください。
パワーストーンのブレスレットは、数珠として使えません
ブレスレットはアクセサリーです。
パワーストーンのブレスレットを「数珠」と呼ぶ人がいますが、
ブレスレットはあくまでもアクセサリーです。
残念ながら、そのまま数珠として使うことはできません。
数珠は法具(仏具)であり、正式な形が決まっています。
一つ正式な数珠を持っていれば、急な時にも安心です。
数珠についてのおさらい
これでけは知っておきたい!数珠のこと
●数珠には男性用・女性用の区別がある
数珠に関しては男性は男性用を女性は女性用を使います。形が違うので、原則は混同することはありません。
男女兼用という数珠はありません。
●他の宗派の葬儀に自分の宗派の数珠を持ってもOK
他宗派の葬儀や法事であっても、宗派の異なる自分の数珠を持って行っても問題はありません。
ただ、略式数珠と宗派用本式数珠の両方を持って、使い分けている方も多くいらっしゃいます。
●数珠の糸が切れたら・・?
特に縁起が悪いという事はありません。修理して使い続けても良いですし、新たに買い換えても構いません。
数珠は持ち主のお守り・身代わりという意味もありますので、数珠が代わりに難を受けてくれるとも言われています。
定番品からこだわりの数珠まで幅広く販売中
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数珠・念珠のお店 亀屋 (会社名:大に志結納株式会社)
〒561-0852 大阪府豊中市服部本町4丁目1-11
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