数珠・念珠の買い方でご不明な点は、お気軽にお問い合わせ下さい。
数珠選び(購入)基本の4ステップ
1.男性用? 女性用?
1.数珠を買う際のポイント(さらに詳しく)
数珠には、大きく分けて「宗派別の本式念珠」と「略式の念珠」の二種類があり、それぞれに男性用・女性用があります。
略式・本式の違いは、文字通り、宗派が定める正式な数珠か、宗派を問わない略式(一般)の数珠というものです。
本来は、自分の宗派が分かる方は、本式念珠を持つべきとされていますが、昨今では、初めて自分の数珠を買う方の約6割~7割が、略式念珠を選ばれています。これは、核家族化が進み、家系に伝わる宗派を知らないことが大きな原因とされています。
略式の念珠とは、数珠の基本的な形を守りつつ簡略化したものです。場所を選ばずお使いになれますので、自分の宗派が分からない方や、こだわりがない方には、まずは略式念珠をお勧めしています。
一方で、宗派ごとの正式な本式念珠は、各々の宗派の教えに基づいた意味が込められた物です。例え普段は信仰を実践していなくても、先祖代々より伝わる信仰に敬意と感謝の思いを持ち、家系の幸せを願って持つことから始めても良いとされています。
【 他宗派の葬儀に自分の宗派の数珠を持って行ける? 】
自分の宗派とは違う法事や葬儀に参席される場合でも、他宗派の数珠を持って行って問題はないとされています。ただ、気にされる方の中には、身内の関係で数珠を持つときは宗派用の本式を使い、それ以外では略式をいうように、使い分ける方もいらっしゃいます。
【 値段の違いは? 】
数珠の価格については、大人用であれば2千円台~3万円以上の物まで様々です。これは玉や房の素材品質と職人の加工の手間によるものです。数珠を選ぶポイントは、持ち主が愛着を持って使える(気に入る)事が大切で、好きな石や色で決めるなど、直感に頼ってもOKです。
男女共に、5千円~1万円前後のおじゅずであれば、素材の品質も良く、見た目も上質ですので、コストパフォーマンス的にもお勧めです。ご予算を決めて、検索して絞り込むことも可能です。
数珠は尊いお守りであると同時に、神仏やご先祖様を尊び、故人を偲ぶ心を表す為に持つ道具です。これから長く使うことになるという観点も加えてお選びください。
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3.そもそも数珠って必要なの?
数珠は本来、一人一人の身代わり(お守り)となる仏具で、これを持つことで功徳(くどく)があるとされています。
他にも、数珠(念珠)は、仏前でお経を上げる際に、その回数をカウントする修行の道具でもあります。一般的な人にとっては、葬儀や法事の場で持つことで、故人を偲ぶ心が合掌する際には欠かせない品となっています。
数珠の輪に手を通すという行為は、仏の世界(黄泉の世界)と自分自身を繋ぐという意味があります。結局は、神仏によって生かされている命・人生であると知り、正しい生き方を求めるようになるのです。
以上の理由から、数珠は貸し借りする物ではなく、家族のお一人、お一人が専用の数珠を持つべきと言えます。
2.数珠は社会人の必須アイテム
これは、葬儀や法事の場ではフォーマルな服装(礼服)が常識であるように、仏前で手を合わせる際は、数珠を持つことがマナーであり、礼儀とされているからです。
成人した社会人は親戚関係に留まらず、社会的な関係での葬儀への参列もありますので、礼儀を表すという意味で、数珠は必須アイテムと言えます。
営業マンの中には、平素から数珠をカバンに忍ばせていたり、会社に置いている方も少なくありません。突然の訃報を受けて、お通夜に駆けつける場合でも、お数珠さえ用意していれば、平服のままでも失礼に当たらないからです。
よく、突然お通夜に行くことになり、数珠がないので、コンビ二等で安価な間に合わせ品を買って駆けつける方もいますが、数珠というものは、意外に他人の目に付くものです。
当店では、長く使うという観点から、京都の職人が作る日本製の良品をおすすめしています。良いお数珠を持っているだけで、その人の好感度も高まります。社会人として自分用の数珠を持つことは、守っておきたいマナーです。
4.パワーストーンのブレスレットで数珠の代用はできますか?
形も数珠としての基本形から外れています。数珠は、略式であっても数珠としての基本的な形を守っています。具体的には、玉の並び方、大きさ、房の形などです。
ですので、葬儀や法事に参列される際は、数珠をご用意されることをお薦め致します。
仏前では数珠を持ち、手を合わせる事が礼儀であり、大切なマナーとされています。
5.木の数珠と石の数珠、どちらを選べばいいの?
ただ、略式の数珠に関しては、お好みのものを選ぶことで構わないと思われます。たとえば、ラッキーカラーや好きな石の数珠などで選んでも一向に構いません。
また、木の玉は使い込むほどに色が変わり、手に馴染んできます。
数珠選びのポイントの一つに、“愛着を持つ”ということの大切さがあります。
せっかくのご自分だけのお守りですので、気に入った材質や色の数珠をお選びください。
6.値段に幅がありますが、高価な数珠の方が恵みが多いの?
おおまかには、価格の違いの要因は、原材料の材質と、職人が製作する手間と時間です。
まず、お数珠の玉の希少性や、天然の物であるか否かが、問われるポイントです。
それらの玉の中でも、素材の“ランクや希少性”によって価格に大きな差が生じます。
次に、玉の加工の精度によっても価格に差があります。これは、玉の形状の加工精度、糸を通す穴の開け方などの違いです。
さらには、数珠の生産国によっても違ってきます。比較的、中国を始めとした外国製の物は、品質にバラつきがあります。それらの輸入品が、一概に良くないとは申しませんが、当店では、お数珠の専門店として、京都の職人が誠意をもって作る品をお奨めしております。
京都で伝統の技を元に職人がつくるお数珠は、見た目も使った感じも、その良さがにじみ出ています。
確かにその分、お値段は高価な物もありますが、修理等のアフターサービスが利きますので、長い観点では良い選択と言えます。
また、念珠職人は一つ一つの数珠を組む際にお客様の幸福を願いながら組んでおります。
その違いをどのように考えるかは、お客様の価値観に寄ります。
7.男性用・女性用の数珠を混同して使えるのでしょうか?
男性の方で、手が華奢(きゃしゃ)なので、一般的な男性用の数珠は大き過ぎるという方も、玉の小さめの物がありますので、心配は無用です。女性の場合も同様です。
また、お数珠のサイズは、男性用の略式であれば、主玉の数が22玉のお数珠が現代の標準のサイズです。
女性用の略式であれば、主玉に大きさ(直径)が7㎜のものが標準のサイズとされています。
ただ、昨今は大き目の玉を好む方が増えており、男性であれば主玉の数は20玉のもの、女性であれば主玉の直径が8mmのものを好む方も増えています。
各宗派用の本式のお念珠に関しても同様で、男女の区別は明確です。ただ、例外的に真言宗のお数珠をお遍路用に使う場合は、女性でも男性用サイズとされる「一尺二寸」を使う場合があります。
8.数珠袋(数珠入れ)は持つべき?
普段、ご自宅の仏壇には、数珠掛けに掛けておけば良いですが、葬儀や法事等で外出する際は、数珠を裸のままバッグ等に入れたり、ポケットに入れておくよりは、数珠袋に入れると良いでしょう。
大切な仏具である数珠(念珠)を丁寧に扱う為にも、ぜひ数珠袋をご利用ください。
当店では様々な数珠・念珠袋をご用意しております。
他人の目から見ても、数珠袋に入れて数珠を扱う人は、そのままポケット等に入れる方よりも、ずっと好印象です。
当店でお数珠を購入の際は、数珠袋を半額でお買い上げいただけるサービスも実施しています。京都の生地屋さんが作る確かな品ですので、ぜひご検討くださいませ。
数珠の選び方(買い方)相談
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【数珠・念珠専門店 亀屋(かめや)】
営業日:月曜日~金曜日(9時~18時)
※土曜日は出荷のみの場合もあります。
お好きな素材(パワーストーン)や房の色、ご予算、希望のご納期などをお知らせください。ご要望に沿ったご提案させていただきます。